HMG-HCG療法で卵巣が腫れました。
Q．HMG-HCG療法をやって今回で４回目になります。先日排卵したのですが、その後エコーで見ると左の卵巣に大きな物が写っていて先生に聞いたら卵巣嚢胞（といっていたと思いますが）と言われ生理が来れば消えるからと言われました。別に問題ないと言っていましたが４回目で初めてのことなので心配になったのです。HCGによるものと言われましたが、どういうものなのか具体的に教えてください。
A．hMGで排卵を誘発すると、内服のクロミッドと違って卵胞がいくつも大きくなります。これまでも卵胞の大きさを測るときに黒い丸がたくさんみえませんでしたか？排卵させるためのhCGをうつと卵胞が急に大きくなります。排卵して破裂する卵胞の他に破裂しない卵胞があるからです。たくさんの卵胞が大きくなりすぎると卵巣過剰刺激症候群といっておなかが痛くなったりおなかに水がたまったりするので入院が必要になることもあります。一つの卵胞だけが大きくなるということもありますが、主治医の先生のいわれる通り次回の月経後位に小さくなっているでしょう。毎回同じ量の薬を使っても卵巣の反応は違いますし、少しずつ薬の量を変えたりしてしますので4回目でこれまでと違ったことが起こっても全く不思議ではありません。